2012年12月28日金曜日

2012年度もありがとうございました!

こんにちは、事務局の山内です。

今日は2012年度の最終営業日。
最後まで盛りだくさんでした。


蒲郡でミカンをつくっている方からみかんをご寄付いただきました。
年末のため道が混んでおり、4時間もかけて軽トラックいっぱいのみかんを
持って来ていだただきまいた!本当にありがとうございます。

(寄付して頂いた方(右端)とパートナー団体の皆様と、みかん)

さっそく、名古屋駅の西柳公園にて行われている
「第38回名古屋越冬活動」の会場へお届けしました。

(名古屋越冬活動の準備中の会場)

名古屋越冬活動は「一人の死者も出さない越冬にしよう!!」をスローガンに
炊き出しや散髪、生活健康相談が名古屋駅の西柳公園で以下の日程で行われます。
当団体からも毎年食料品の支援をしております。

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とき:2012年12月28日(水)~2013年1月3日(火)
会場:西柳公園(オケラ公園)
住所:名古屋市中村区名駅4-12
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さらに、その足で港区で日系ブラジル人や日本人ホームレスの支援をしている団体へ
みかんをお届けしました。

(ミカンを受け取った団体の方)

さっそく、明日この団体が行う炊き出しに使われます。

寄付頂いたミカンを食べてみましたが、とっても甘くておいしかったです。
でも、大きすぎたり、見た目が悪いという理由で売ることができないそうです・・・・。

このように、もったいない食品を必要とする方々へ届ける、フードバンク活動。
2012年度セカンドハーベスト名古屋は、取扱量、配布先施設数、
活動に関わるボランティア数などが大幅に増え、飛躍の年となりました。

これも、企業、パートナー団体の方々、ボランティアの方々、支援者の方々のおかげです。
本当にありがとうございました!


2013年度は1月7日から活動を開始します。
その日からさっそくある企業様から赤味噌をご寄付いただきます。

新年度も「食べられるにも関わらず捨てられてします食品」を「食べるのに困っている等の理由で必要とする方々」へ届ける「フードバンク活動」を通して、食べることに困らない社会を創ることを目指してまります。

それでは、良いお年を~

2012年12月26日水曜日

三重県でも活動しています!

こんにちは、事務局の山内です。
本日(12月26日)、三重県津市で当団体と一緒にフードバンク活動をされている
中村さんが食品を取りにいらっしゃいました。

(中村さん(左端)とブラジル人学校の先生方と車いっぱいに積まれた食品)


当団体は浜松と津に拠点があり、企業様から直接食品を配送していただいております。

津の拠点では中村さんが生活に困っているブラジル人、ペルー人、フィリピン人、
障がい者自立支援施設などへ食品を配送していただいております。


また、トラックから食品を荷卸しする際にはブラジルやペルーの方々もお手伝いいただいております。

(寄贈いただいた飲料の荷卸し作業)


このように、様々な方々の協力によりフードバンク活動は成り立っております。
そして、寄贈いただいた食品は必要とする方々の食事となり、笑顔のもとになっています!


(寄贈食品と日系ブラジル人の子ども達と先生方)

当団体は12月29日~1月6日まで冬季休業致します。
年末の最後まで人と人との繋がりを大切に、誰もが食べることに困らない社会づくりを目指してまります。

2012年12月15日土曜日

出張!!浜松

こんにちは、事務局の山内です。

先日当団体の拠点である浜松へ行ってきました!
ある飲料メーカー様からご寄贈いただいたお茶やジュースなどの荷卸しを手伝ってきました。

(トラックから荷卸しをする日系ブラジル人の方々)

浜松の拠点では日系ブラジル人の方が中心となって、
39グループ3,000人以上の方々へ食品をお渡ししています。

浜松には日系ブラジル人の方が多く住んでおり、
リーマンショックから続く不況のため苦しい生活が続いています。

(浜松でフードバンク活動をされている方々)

年末は色々な場所で、クリスマス会や集会が開かれます。
このジュースやお茶が彼らの笑顔につながるといいな~と思った出張でした!

2012年12月7日金曜日

NECソフトウェア中部様より食品をご寄付いただきました!

こんにちは、事務局の山内です★

先日、NECソフトウェア中部様より災害備蓄用のアルファ米をご寄贈いただきました!

その時の様子を「社会貢献」のページに掲載していただいております。
(NECソフトウェア中部の社員様(左)から寄贈品を受け取る当団体ボランティア(右))


さっそく、パートナー団体(当団体から食品を受け取っている団体)の一つ、
名古屋市内でホームレス支援をしているささしま共生会さんへお渡ししました!

(ささしま共生会スタッフ(左)と寄贈品を渡す当団体ボランティア(右))

例えば、企業が備蓄している非常食の入れ替えの際にでてしまう食品は
ホームレスの方や生活に困っている方の食事や炊き出しに使われています。


まだ食べられるにも関わらず捨てられてしまう食品を、
食べるのに困っている方へ届ける。

そんな、フードバンク活動のご紹介でした!


ちなみに・・・このフードバンク活動、よ~く写真を見てみると、
必ず「人の手」から「人の手」へ渡されています。

つまり、フードバンク活動は人と人との繋がりをつくる活動でもあるんだ!と思いました♪

2012年11月30日金曜日

ふれあい産業祭IN宮城県山元町

こんにちは、事務局の山内です。

先日、当団体がごはん応援箱を送りご支援をしていた、
宮城県山元町にて「第2回復興ふれあい産業際」が行われました。

(第2回ふれあい産業祭チラシ)

2HNもこのイベントに協賛させていただきました。
当団体が食品を寄付をいただいている食品メーカー様に依頼をして、
紅茶やドレッシング、お菓子、コーヒーなどを5,000人分以上の食品を送っていただきました。
当日は2万人ぐらいの来場者だったそうです!

(イベントの様子①)

(イベントの様子②)

(イベントの様子③)

震災で大きな被害を受けた山本町の復興へのお手伝いをすることができ、
また、支援をしたいという企業の方の想いを被災地へつなげることができとっても嬉しかったです♪






2012年11月26日月曜日

愛知教育大学の学生来所。

こんにちは、事務局の山内です。

今日(11月26日)は、愛知教育大学の学生さん3名がいらっしゃいました。

目的は中学生に「フードバンク」の活動を紹介する副読本を作成するための取材とのことでした。

(2HNボランティアの方からの説明をメモを取りながら真剣に聞く様子)

インターネットやTVで、食品が沢山捨てられている現状は知っているようでしたが、
実際に2HNの倉庫にある食品を見て驚いていました!

「賞味期限が残り1か月の味噌」や「ラベルが新しくなったドレッシング」、
「凹んだ缶詰」「まがったキュウリ」など、

まだ食べられるにも関わらず捨てられてしまう食品を見て、

「もったいない・・・」

そう言っていました。


食品ロス(まだ食べられるにも関わらず捨てられる運命の食品)は
日本で年間500~800万トンも発生します。

しかし、フードバンクによってもう一度食べ物として使われているのは、たった1%

残りの99%は捨てられてしまっています。

取材の最後は、私と1時間ほど食品ロスやフードバンクについて話をしました。
その中で、この現状を自分たちにとって身近で大切な問題であると感じてくれたと思います。

そして、きっと中学生にこの問題が身近で大切であることが伝わる副読本を
作ってくれるのではないかと思いました。

2012年11月17日土曜日

パートナー団体が行う炊き出しに参加しました。

こんにちは、事務局の山内です。

本日(11月17日)、当団体から食品を受け取っている団体が行っている炊き出しに参加しました。

当団体ボランティアの方々と一緒に、食事の盛り付けなどをお手伝いしました。

(食事の盛り付けを手伝う当団体ボランティアの方々)


この日は60人ほどの日本人ホームレスや生活に困っている方が炊き出しを来ていました。

「あのニンジンは!、あのカボチャは!、あのジュースは!」と当団体がお渡しした食品が沢山使われていました。

おかわりして、美味しそうに食べている方たちの姿を見て、とってもうれしかったです!

2012年11月14日水曜日

贈り物


こんにちは。2nd Harvest NAGOYA のボランティアです。

今日はごはん応援箱のお届け先の福島県の方から、ごはん応援箱を作って下さった方へ、お礼のお手紙と贈り物が届きました。
このようなこのようなやり取りがあり、こちらも心が温かくなります。贈り主の方、応援箱作成者の方ありがとうございました。
 

2012年11月13日火曜日

11月スタッフミーティングを行いました。

こんにちは、事務局の山内です。

先日、当団体ボランティアの方々とのミーティングを行いました!

(スタッフミーティング風景)

このミーティングは毎月行っているもので、
様々な年齢、様々な立場の方々からアドバイスをいただきます。

事務局としてずっとこの仕事をしていると、
自分のなかで当たり前としてしまっていることに、「えっ!?それどういうこと?」と
質問されたり、気づかなかったことを指摘してもらったりと、
非常に学びの多い機会です!




2012年11月10日土曜日

「東海ろうきんNPO寄付システム」の支援団体に選ばれました!

こんにちは、事務局の山内です。

当団体が「東海ろうきんNPO寄付システム」の支援NPO団体に選ばれました!


(東海ろうきんNPO寄付システムチラシ)

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NPO寄付システムとは・・・

今、様々な分野で、これからの社会づくりの新しい担い手として、
市民活動やボランティア活動を推進していくNPOへの期待が高まっています。
「東海ろうきんNPO寄付システム」はこうしたNPO・市民活動と広範な市民・勤労者とを
つなぐ新しい参加のカタチ。東海地方の多様な市民活動を幅広くサポートします。
寄付は毎月100円からの口座振替です。気軽に始められて、主体的に選べます。


(東海ろうきんNPO寄付システムチラシより一部抜粋・編集)
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これは、支援NPO団体から寄付者自身が選ぶことができること、
寄附先NPO団体からニュースレターや活動報告が届くことなど、

寄付者とNPOを直接つなぐことができる画期的なシステムです。

このようなすばらしいシステムの支援先に選ばれたことを大変うれしく思います!

また、このシステムを活用している「東海ろうきん預金者」の皆様!
「セカンドハーベスト名古屋」へのご支援よろしくお願い致します。

2012年11月2日金曜日

ボランティアインタビュー(中垣さんの場合)

こんにちは、事務局の山内です。

今日はボランティアとして2HN(セカンドハーベスト名古屋)に関わって頂いている、
中垣さんにインタビューしたいと思います!
では、よろしくお願いします。

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(先日の環境フェスタIN江南での中垣さん、の後姿)

1.2HNでボランティアを始めたきっかけは何ですか?

「誰かに喜んでもらえたら私も嬉しい。」
そんな漠然とした想いをどう行動したらいいかわからなくて、
ボランティア団体のホームページを見ていたときに見つけたのが「ごはん応援箱」でした。
まずは、一箱の応援から始めてみよう!と思い、2HNの事務所に届けに行ったのがきっかけです。


2.中垣さんが2HNで実際に行っている活動はどんなことですか?

企業さんから提供された(理由あり)余剰食品や市場からもらってきた野菜を
生活に困っている外国人の団体やホームレス、福祉団体など規模(人数)に応じて配分し
お渡しする手伝いをしています。 


3.2HNの活動に参加して印象に残っているエピソードはどんなことですか?

社会に疎い、50過ぎの主婦にとっては毎回参加するたびに、非日常の出会いや発見があることです。
講義の空いた時間に手伝いに来てくれる大学生や、豊かな経験とスキルをお持ちのシニアの方々、
また難民申請中の外国人の方など、様々な年代、様々な国の方と共に、
各々の力に応じた作業をする中で普段の暮らしの中では得ることのできない多くのことを学べます。 


4.ボランティアをしようか迷っている方々に向けてメッセージをお願いします。

ボランティアは、人それぞれの動機があり、また様々な関わり方があると思います。
自分のできる範囲で、気負うことなく行動してみることで新たな興味が生まれたり、
人とのつながり、社会のつながりも生まれてくるような気がします。

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中垣さん、ありがとうございました!
謙虚なお人柄がうかがえる内容だな~と感じました。

現在、セカンドハーベスト名古屋では一緒にフードバンク活動に参加して頂ける方を
募集しております。

参加の方法は・・・

1、食品の寄付
2、お金の寄付
3、ボランティアとして参加

と様々です。
詳しくはコチラをご覧のうえお問い合わせください。

2012年10月29日月曜日

ニュートン高等専修学校のみなさんから寄付をいただきました!

こんにちは ボランティアの柴垣です。

この時期は毎週末どこかでお祭りがある時期・・・というわけで

ニュートン高等専修学校のみなさんが、学園祭で食品と募金を募ってくださり
本日、事務所まで届けに来てくださいました。

生徒さんから募金を受け取る本岡事務局長
 
集まった食品
食品は、ごはん応援箱として被災地に送る予定です。
 
 
こうした繋がりは今年で三年目となります。
今後も永く交流を続けていけたら嬉しいです。
 
ありがとうございました!
 

2012年10月23日火曜日

イオン 幸せの黄色いレシートキャンペーン

こんにちは、事務局の山内です。


先日、「イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン」の贈呈式に出席してきました。

(マックスバリュ千種若宮大通り店副店長山口さんから寄付金を受け取る筆者)

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イオン 幸せの黄色いレシートキャンペーンとは?
毎月11日のイオン・デーには、地域のボランティア団体などの名前と
活動内容を書いた投函BOXをお店に置いています。
この日は、お客さまがレジ精算時に受け取られた黄色いレシートを応援したい

団体の投函BOXへ入れていただくと、お買い上げ金額合計の1%が
地域ボランティア団体などに希望する品物で寄贈されます。


(イオンホームページより抜粋)
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2HNのBOXは「マックスバリュ千種若宮大通り店」にあります。

(マックスバリュさんのレジ後ろにあるBOX)


そして、いただいた寄付金で事務所で必要な文房具を買うことができました。
イオンさん、ありがとうございます!

(購入した文房具など事務所で必要な備品)


毎月11日イオン千種店にお越しになる際は、

是非2HNのBOXへ黄色いレシートを入れていただけると嬉しいです♪

2012年10月12日金曜日

一日 5トン!!

こんにちは、ボランティアの柴垣です。
今日は缶詰とお菓子が大量に入荷しました。
 
 
今朝9時の倉庫。ガラガラです。
 

これが10時半にはいっぱいになりました!


しかもまだ外に山積み・・・ 
これは今日とりに来られる方用に準備したものです。 
 
 
更に何団体かが取りにいらっしゃって
夜にはこれくらいになりました。
 
手前にちょっと隙間ができたのがお分かりになるでしょうか?
 
 
この缶詰とお菓子の山、計算してみたら全部でなんと、、、5トン!!!
荷入れの際にはいつものごとく、山吹ワーキングセンターの皆さんに手伝っていただきました。
一時間近く頑張ってくれました。いつもありがとう!!

2012年9月29日土曜日

出張!!フードバンク関西


こんにちは、事務局の山内です。
先日フードバンク関西FB関西)へ出張してきました!

目的は「2HNの先輩であるFB関西でのやり方を学び2HNの運営に活かすこと」です。


FB関西は関西地方でフードバンク活動を行っている認定NPO法人です。
2003年に活動を開始し、2004年にNPO法人格、2007年に認定NPO法人格を取得しました。



当日は10時にFB関西の事務所へ伺いました。
その後ボランティアの方の車で一緒に、ある小売店さんへ食品を取りに行き、
配送先である児童養護施設とDVシェルターの事務所へ食品を届けに行きました。

(賞味期限が近いため捨てられてしまう食品を車に積み込む様子)


(ボランティアの方が施設に配布するために食品を小分けしている様子)


(ボランティアの方が施設職員の方へ品質管理や食品の説明を行っている様子)



FB関西では「フードバンク関西・食品活用についての意見交換会」を行い食品受取団体と

1、FB関西が取り扱う食品とその取扱いの説明
2、受取団体とFB関西間の取扱上の約束事項の確認と事故発生時の対応のお願い
3、食のセーフティーネットへの取り組み

をテーマとして意見交換会を行っていました。


このことから、品質管理を徹底して行っているという印象をもちました。

規格外の野菜、賞味期限が近い食品など、いわゆる「ワケありの食品」であることから
よりしっかりとした品質管理を行う必要が
フードバンクには必要であることを今回の出張でさらに学びました♪

お忙しいなか、とても親切に対応していただいたFB関西のボランティアの方々に感謝致します。
ありがとうございました!



2012年9月26日水曜日

ブラジル人の生活の様子をきく会

9月22日、2HN事務所にて、三重県在住の中村博俊様、中村様の奥様(ブラジル人)、黒川リジア様とそのお嬢様、つごう4名様をお招きして、日本に住むブラジル人の生活の様子について、
当事者の視点から、及び彼らと日常接している日本人の視点からのお話を聞く機会を得ました。

(中村様、中村様の奥様、黒川リジア様、そのお嬢様と2HN会員の皆さん。)

この機会を通じて、私達の活動のあり方について、反省と共に、春の芽吹きのような活力を得たように思いました。

さて、2011年の法務省の統計では、在留届けが出ている外国人は、200万人を数えると述べています。
名古屋市の人口226万人に匹敵する人数です。
日本社会にとって、外国人の皆様は、如何に共存共栄していくべきかという存在だと思います。

中村様らのお話を伺っていますと、日本は、治安、教育、社会保険、生活保護、福祉などの社会資本が充実していることを感じました。
ずっと日本にいたい、というお話が黒川様からありました。嬉しいことではないでしょうか。
勿論、行き届いていない部分はあるでしょう。欲にはきりがなく、青天井でしょう。

しかし、一方で、日本人は、他人、特に外国人に対して、挨拶はじめ、何かとよそよそしいのではないか、というお話がありました。
恥ずかしいと感じた人は、私だけではなかったと思います。
その結果、いつまでたっても相手が理解できません。
何か行動を起こせば、周囲から、何らかの反応があります。

日本人にとって、日本人が何か行動を起こせば、『あの人は、…だ。』という批評を浴びます。
ところが、外国人が何か行動を起こせば、『○○人は、…だ。』というように、主語がその民族全体になってしまうことが多いと思います。

一を聞いて十を知るのが日本人といいます。
これはややもすると、日本人の発想が、十把一絡げになりかねないのではないでしょうか。
そんな反省も感じました。


閑話休題。


中村様によれば、三重県では、在住ブラジル人の約10%が貧困にあり、
約20%が切り詰めた生活を強いられ、約50%が不安定な就業状態にあるというご説明でした。

つまり、約80%の方々が不安を抱えながら、毎日を送っていらっしゃるということになります。
全国でも同様ではないでしょうか。
日本は65歳以上の方が、総人口の四人に一人を数えるようになったとききます。
介護福祉士はじめ、今や、否、これからも、日本は外国人なしにはたち行かなくなると思います。


ロンドンオリンピックで、日本男子競泳チームの面々が、
『おい、(北島)康介さん、手ぶらで帰せないぞ。』と気持ちをひとつにして、
銀メダルを獲得したシーンをご記憶の方は多いと思います。
この発想、発言は、日本人の特徴を良く表していると思うのです。
中村様らのお話を聞いて、こんな発想で、外国人によるもうひとつの
゛名古屋市民゛をみんなで支えていければなぁ、という想いを持ちました。

駄文を読んでくださり、ありがとうございました。
斉場和夫 拝

2012年9月19日水曜日

浜松でのフードバンク活動

こんにちは ボランティアの柴垣です。
先週 浜松へ行って、フードバンク活動を一緒にしているロベルト本多さんを訪ねてきました。

この日は豆乳と、子供用飲料が届くということで
積み下ろしの手伝いに4人いらしてました。

 

午前10時、夜勤明けでいらしてるみなさんは眠そうです。
「はやく帰って寝たいよ!」と仰るところをお願いして
少しお話を伺いました。

日本語学校を経営されている方
ペルー人だけど、ブラジル人と一緒に活動されている方
また、三島まで運んで児童養護施設に寄付するのだという方もいらっしゃいました。

私が思っていたよりもずっと広い地域に、いろいろな人達に届けられていて
驚くとともに、浜松フードバンクの必要性を改めて感じました。


ちなみに、ロベルトさんは結婚式や誕生日のパーティ向けのレストランと
カトリック信者向けのCDやアクセサリーを扱うお店を経営されています。
ブラジルでは、子供の誕生日は100人くらい集まってパーティをするのだそうです!
 
綺麗なマリア像の写真もとったのですが、ちょっと失敗して載せられません。残念、、、。
 
 
∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵
 
今日はもう一点、もうすぐ公開される映画をご紹介します。
浜松に住む日系ブラジル人家庭の、その子供たちに焦点をあてた
ドキュメンタリー映画です。
 
孤独なツバメたち
名古屋では10月6日から、今池の名古屋シネマテークで公開されます。

セカンドハーベスト名古屋にいると、ブラジルから来た日系の人達と接することが多いです。
みなさんいつもニコニコと明るい方たちです。
そんな彼らの別の側面を この映画で見られるのではないかと思います。
 

2012年9月3日月曜日

ボランティアインタビュー(竹内さんの場合)

こんにちは、事務局の山内です。
今日はボランティアとして2HN(セカンドハーベスト名古屋)に関わって頂いている、
竹内さんにインタビューにしたいと思います!
では、よろしくお願いします!
                                      


1.2HNでボランティアを始めたきっかけは何ですか?

何かボランティア活動に参加しようかなーと漠然と考えていた頃に、
ボランティアの情報誌で知り、参加に至りました。

2.竹内さんが2HNで実際に行っている活動はどんなことですか?

市場へ野菜を取りに行き、その後各団体の規模に応じて野菜をお渡しする
という流れに参加しています。

3.2HNの活動に参加して印象に残っているエピソードはどんなことですか?

提供され、事務局に山積みになっていた食品が、ある時ごっそりと無くなっていることがありました。
驚いてお聞きしたら、パートナーシップを結ぶ団体にお渡ししたとのことでした。
1~2か月後には廃棄される予定にあった多量の食品が食品として消費され、良かったと思う反面、
食に困っている方がこんなにもおられるのかと複雑な思いになりました。

4.ボランティアをしようか迷っている方々に向けてメッセージをお願いします。

私が2HNでボランティアを始めたのは、食品廃棄等に関して特別高い問題意識があったからではありませんでしたが、
活動を通して、私の大好きな「食べること」を通じて様々な人に繋がることができました。
以前から興味のあったホームレス支援の炊き出しにも参加させていただくことができ、
自身の世界が広がっていることを実感しています。
これからも、更に多くのみなさんと「食」を通じて繋がり、支え合えると良いなと思います。
                                     

2012年8月28日火曜日

愛知教育大学の学生、来る!!

こんにちは、事務局の山内です★

今日は愛知教育大学の学生9名が2HNの事務所へいらっしゃいました。
野菜を一緒に車で引き取りに行き、各種施設へ仕分け・配布することをお手伝いいただきました。

(野菜をいただいている企業の方からの説明を真剣に聞いている様子)

彼らの担当の教授から「これから先生になる学生たちに是非、体験してもらいたい!」
という熱い思いを受け、野菜をいただいている企業の方からご協力をいただき、
また、2HNのボランティアさんにも協力いただき行うことができました!

(2HNボランティアから食品の扱い方の説明を受けている様子)

企業の方のお話を聞く姿や、食品を運ぶ姿などから、
積極的に学ぼうとしていると感じました♪

(全員で集合写真)

このように、将来子ども達の教育に関わる人達に、
食品ロス問題、生活困窮者問題、また積極的にフードバンク活動に協力してくれる企業があること、
2HNが沢山のボランティアの人達によって成り立っていること、寄附いただいた食品を大切に使う施設・団体があること、など・・・
本当に沢山のことを彼ら自身の目で見て体験できる、貴重な機会になったのではないかと感じました!
食品を寄付いただいている企業の方、2HNのボランティアの方、パートナー団体の方、
そして、2HNの事務所に来てくれた愛知教育大学の学生と先生に感謝です!

2012年7月30日月曜日

ピッカピカ!

こんにちは。ボランティアの柴垣です。
今日は野菜配布のあとに、竹内さんとポッシアノといっしょに洗車をしました。



夏の暑い日は、いっそ外で仕事するといいですね。ちょうど日陰で気持ち良かったです。
水をかぶりながら楽しく掃除して、セカンドハーベスト号もピッカピカです!

2012年7月24日火曜日

ご寄付いただきました!

こんにちは、事務局の山内です★


トヨタ自動車株式会社 田原工場様から災害備蓄用のアルファ米と水をご寄付いただきました!

(ご寄付いただいたアルファ米)

いただいたアルファ米は、ホームレス支援を行っている団体へお配りしました。


また、水はNPO法人相馬はらがま朝市クラブさんを通じて、
福島原発被害者で仮設住宅にお住まいの方々へ届けていただきました!


(トヨタ自動車様からの水を受け取る仮設住宅にお住まいの方)


現地までの運賃はトヨタ自動車様のご厚意によりご負担くださり、
安心な水を必要とされる方々へお届けすることができました!


今回のご寄付は、災害備蓄品の入れ替えの際
「水や非常食をそのまま捨ててしまうのはもったいない」というトヨタ自動車の方の想いから、
セカンドハーベストにお問い合わせをいただいたことがキッカケでした。

また、相馬はらがま朝市クラブさんとは東日本大震災における貢献者表彰の式典
ご一緒したことがキッカケです。

さまざまなキッカケから実現した今回の支援。
こうやって、いろいろなところが繋がるといいな~と感じました♪

トヨタ自動車田原工場様、はらがま朝市クラブ様ありがとうございました!

2012年7月11日水曜日

ボランティアインタビュー(滝川さんの場合)

こんにちは、事務局の山内です。

今日はボランティアとして2HN(セカンドハーベスト名古屋)に
関わってくださっている、滝川さんにインタビューしたいと思います!
では、よろしくお願いします!

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(イラストはイメージです。実物とは多少異なります。)


1.2HNでボランティアを始めたきっかけは何ですか?

 スーパーなどで捨てられる食品を見て、もったいないと思っていたところ
中日新聞で2HNの紹介記事を見て、参加を決めました♪


2.滝川さんが2HNで実際に行っている活動はどんなことですか?


毎週木曜日に、市場に野菜を取りに行っています!
また、長久手の児童養護施設キンダーホルトさんに食品を届けることもあります♪


3.2HNの活動に参加して印象に残っているエピソードはどんなことですか?

初めのうちは、ホームレスを支援することに抵抗がありました・・・
でも、炊き出しに参加して、支援活動をされている方々の
「とにかく困っている人を助けよう!」という姿を見て、考えが変わりました。


4.ボランティアをしようか迷っている方々に向けてメッセージをお願いします。

自分が良いと思っていることと、相手が求めていることは必ずしも同じではないのと思います。
だから、相手から求められていることに応えたいですし、
自己満足にならないように考えながら行動したいですね♪


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滝川さん、ありがとうございました!

私たち2HNはボランティアの方の自主性を大切にしています。
「私はこんなことがやってみたい!」「この日しか関われないんだけど・・・」
など、希望をきちんとお聞きしたうえで活動していただいております。

このように、食品の回収・配布、炊き出し、イベント、事務局スタッフなど・・
様々な関わりかたがある2HNでは、現在ボランティアを募集しております。
詳しくはコチラからご確認ください

2012年7月2日月曜日

ブラジルの収穫祭(Festa Junina)IN浜松


こんにちは!事務局の山内です。


本岡事務局長と2HNスタッフの斉場さんが、
ブラジルの収穫祭「Festa Junina」に参加した時の様子を書いてくれました♪

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6月17日、浜松で開催された、在日ブラジル人のお祭り『フェスタジニーナ』に本岡事務局長と共に参加しました。

(ステージイベントの風景)

有名な食品メーカーさんから提供をいただいた食料品を配布しながら、
PRに努めました。

(お祭りの来ていた日系ブラジル人の家族)

『フェスタジニーナ』は、非常に明るい雰囲気でした。
3000人は来ていたと思います。盛況でした。
また、参加してみたいと思いました。

セカンドハーベスト名古屋では、2012年年末までに、
在日ブラジル人の方々がたくさん住んでいらっしゃる浜松にもフードバンクを作ろうとしています。

今や、製造業は、外国人労働者なくして立ち行かないと言っても過言ではないと思います。
外国人労働者の方々に対する、いわゆるセーフティネットは、日本人ほどではありません。

外国人とくくってしまえばそれまでですが、
日本経済や社会に多くの貢献があることも事実だと思います。

何かしらできないか。この思いが、行動の原点だと思います。
そんな思いを大事にしたいと感じた一日でした。

(記事 斉場さん)


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6月16日(日)浜松市でブラジル人の人達のお祭り 
Festa Juninaが開催されました。

Festa Juninaとは、収穫祭の意味です。
南半球のブラジルでは、6月は秋、収穫をお祝いするお祭りです。

このお祭りに、なんと3千人集まりました。
力な食品メーカーさんから協賛の商品をいただき、袋に詰めてお配りしました。

(協賛商品をもったお祭り参加者) 

(記事 本岡事務局長)

2012年6月28日木曜日

出張!!ロンドンのフードバンク

ロンドンのFood Bank フード シェア ”Food Share”で半日ボランティア活動をしてきました。

(Food Shareスタッフと)

このFBは英国各地に支部を持つ大きなFBで、
ロンドンには、南北2カ所に配送拠点を持っていて、その南部にある施設に行きました。

住宅街にあるビジネスパークのような場所あって、大きな倉庫でした。
毎日2台か3台が、1回の配送で約10カ所配っているそうです。

 (食品を備蓄する倉庫)

感心したのは、その日の配送先1件毎に配る商品のリストが既にアウトプットしてあって、
それを見ながら専用のパレットに載せて行きます。
大きな冷凍庫、冷蔵庫もあり、リストには3温度帯別に記載してあります。


また、配送するバン毎にその日の配送先のリストもアウトプットされていました。
配送するバンは、1台は冷凍庫スペースがあり、もう一台は冷蔵車でした。
そして、ボランティアは仕事を始める前に、安全靴に履き替える、
非常口の確認などマニュアルにもとづいて説明があります。

また、配送車を運転するボランティアには、ブレーキランプや後退時の
ランプ点灯確認など安全確認のマニュアルがあります。
フリーに参加できるボランティアだからこそ、マニュアルでしっかり管理しようとしているようです。

配る食品は、加工食品の他にパン、パックされた豚肉、野菜、果物、冷凍食品、飲料水などさまざまで、
有名なスーパーマーケットはほとんど提供してくれているそうです

配送する車に乗せてくれるように頼みましたが、
その日は企業から派遣されているボランティアが乗る予定になっているから駄目と断られました。

(配送する車への積み込み)

と言う訳で、配送車の出発を見送って、ゴミを片付けて失礼しました。
本岡俊郎