2013年6月23日日曜日

岐阜拠点での活動紹介

こんにちは、事務局の山内です。

当団体の拠点のひとつである「フードバンクぎふ」での取組をご紹介します。

「フードバンクぎふ」は「NPO法人たすけ愛おおがき」「弁護士法人ぎふコラボ」が中心となり、
岐阜県大垣市・美濃加茂市周辺で活動しております。

6月22日(土)、23日(日)岐阜県美濃加茂市生涯学習センターにて、
「ソニー美濃加茂工場閉鎖撤回を求め、労働者の雇用と生活・地域活動を守る岐阜県民の会」主催の相談会が開催され、その相談会に来た方へ食品をお渡ししました。


(相談会チラシ)


(相談会会場の美濃加茂市生涯学習センター)

今年の3月末に美濃加茂にあるソニーの子会社工場が閉鎖したために、
1,800人以上の失業者がでました。その多くはブラジル・フィリピン人を中心とする外国人です。

そのため相談会ではポルトガル語、タガログ語、英語の通訳の方もいらっしゃいました。
その他にも労働組合や税金の専門家、弁護士など10名以上のスタッフの方がいらっしゃいました。

(相談会の様子)

会場では相談に来た方へ、パスタ・乾麺・トマトソース・お菓子などをお渡ししました。
前回、前々回の相談会ではそれぞれ40名以上の方へお渡ししており、
今回私がお邪魔した時には、すでに30名以上の方へお渡ししていました。

(食品を渡す準備をしているスタッフの方々)

無料で食品をもらえることに多くの方は驚いていましたが、
受け取られると皆さん笑顔で御礼を言われていました。

東海地方には37万人の外国人が住んでいます。そのうち約1~3割が生活に困っていると言われています。
当団体ではこの方々が多く住む地域に拠点を設け、企業から食品を直接届けていただき、
その地域のNPOやボランティア団体と協力して、必要とする方へ食品を届けております。

こういった活動を通じてセカンドハーベスト名古屋では、
「誰もが食べるのに困らない社会」づくりを目指しております。

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セカンドハーベスト名古屋ではフードバンク活動に参加していただける方を募集しております。
参加方法は以下の3つです。

①時間の寄付
 名古屋市東区にある事務所で普段の活動に参加していただきます。
 食品を引取るドライバーや在庫管理の作業をお手伝いいただいております。

②お金の寄付
 フードバンク活動は無償で食品を提供していただき、無償で配布する活動のため、
 運営資金(例えばガソリン代や高速代など)を得るのに大変苦労しております。
 資金面でフードバンクを支えてください。

③食品の寄付
 フードバンク活動は企業・個人の方からの寄贈いただき食品によって成り立っております。
 ご家庭や職場(例えば会社が備蓄している非常食や水など)で余った食品がありましたら
 ご寄付ください。

詳しくはコチラ
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2013年6月18日火曜日

「ごはん応援箱」をお届けしました。

こんにちは、事務局の山内です。

先日発送した「ごはん応援箱」が福島県双葉郡川内村へ届きました。
今回は川内村役場に協力いただき、
原発被害のため一時避難して自宅へもどられた方々約100世帯へお渡ししました。


(村役場で配布されるのを待つ「ごはん応援箱」)

(役場の方から手渡される様子)


川内村は地震の被害はほとんどありませんでした。
しかし、福島第一原発から約20kmほどの場所にあったため、多くの方が避難されていました。
事故から約1年後村長が「帰村宣言」を行い、村役場や学校、診療所などとともに
避難していた方々も戻られました。

(川内村と福島第一原発の場所)

今回お送りした応援箱は、川内村の自宅に戻られた500名(約200世帯)の方々を対象に、
村役場から広報誌で呼びかけていただき、役場へ受け取りに来て頂きました。

村長から御礼のお手紙をいただき、担当して頂いた役場の方は
これからも「川内村を見守ってほしい」と仰られていました。

セカンドハーベスト名古屋では、
今後も支援者の方々に食品の詰合せとお手紙を添えた「ごはん応援箱」を届ける活動を通じて、
東日本大震災被災者支援ならびに、原発被害者支援を続けて参ります。

2013年6月17日月曜日

「国際ソロプチミスト名古屋ー中」主催のチャリティーイベントに出席しました。

こんにちは、ボランティアの伊藤です。
なぜか本岡理事のアッシー君(年齢がバレる単語)となり昼食会に行ってきました。
  
6月14日(金) 「国際ソロプチミスト名古屋-中」主催のチャリティーイベントにご招待いただきました。
国際ソロプチミストは、管理職、専門職についている女性の世界的組織で、
人権と女性の地位を高める奉仕活動をされています。

(国際ソロプチミスト名古屋ー中 柴田会長と本岡理事)

会場はウェスティン名古屋キャッスル、とても華やかな雰囲気でした。
出席者の多くは美しい女性ですから当然です!



アフリカで無料医療支援をされている先生方と同席となり貴重なお話を伺いました。
現地ケニアにコミュニティーセンターを建設するため、チャリティー寄付を受けられました。

さて、おいしい昼食をご馳走になり「志多ら」の和太鼓を楽しみました。

(赤鬼と青鬼) 

国際ソロプチミスト名古屋-中はDV被害者の支援活動もされています。
HNは母子家庭やDVシェルター食品をお渡ししています。

そして、ボランティアの一員の私は食品をスムーズにお渡しできるようバタバタしております。
それぞれ出来ることを出来る人がコツコツと積み重ねて行くのですね。


会の方々のホスピタリティに感謝いたします。

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2HNは「国際ソロプチミスト名古屋ー中」様より、
東日本大震災被災者支援の「ごはん応援箱」やフードバンク活動を
支えていただく賛助会員として多大なるご支援をいただいております。
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2013年6月12日水曜日

フードバンクの地産地消

こんにちは、事務局の山内です。

今日は当団体の拠点をご紹介致します。
拠点とは企業・個人の方から直接食品を届けていただき、配布している場所です。

(セカンドハーベスト名古屋拠点一覧)


一度名古屋の事務所に届いてから、各拠点に配送した場合
ガソリン代や運送費が余分にかかってしまいます。

また、よりも多くの食品を取り扱うことができるようになり、
必要とする方々へ必要とする量の食品を届けることができます。

例えば先日、浜松にお住まいの個人の方から「お米を寄付したいのですが?」
とお問い合わせをいただきました。

そこで、浜松の拠点をご紹介して直接お持ちいただきました。
寄付する方にとって名古屋まで持って来る手間が省け、
さらに、地元の必要とする方々へ食品と届けることができました。

当団体は、地域で発生した食品ロスを地域の人の手により、
地域の必要とする方々へ届ける「フードバンクの地産地消」を目指しています!

2013年6月5日水曜日

取扱食品のご紹介

こんにちは、事務局の山内です。

当団体が扱う食品のご紹介です。

食品ロス(食べられるにも関わらず様々な理由で捨てられる運命にある食品)と言えば、
へこんだ缶詰や包装不良のお菓子などが思いつくかれしれません。

2HNではそういった常温食品の他に、冷蔵・冷凍食品も扱っています。

(2HN倉庫にある丸紅基金様より助成いただき購入した業務用大型冷蔵庫)

冷凍食品は配送に際に冷凍状態を保たなくてはなりません。
そこで、業務用保冷バッグに入れパートナー団体へお渡ししています。

愛知県女性団体連盟様より寄付いただいた業務用保冷バッグ)

先日は、この保冷バッグを使い母子生活支援施設(母子寮)へ冷凍食品をお届けしました。

忙しいお母さんにとって解凍するだけですぐに食べられる冷凍食品は、大変喜ばれております!