2013年12月27日金曜日

2013年12月28日(土)~2014年1月5日(日)まで活動をお休みします。

こんにちは、事務局の山内です。

今日(12月27日)は2013年度の最終活動日でした。

新年は1月6日(月)から活動します。

2013年12月12日木曜日

パートナー団体訪問記⑨

こんにちは、ボランティアの山下です。
今日は名古屋市中村区にある「くらし応援ネットワーク」に伺いました。

スタッフの松浦さんにいろいろお話を伺いました。
こちらでは知的、精神、発達障害などの障害を抱える方に、おかし作り、食品加工、内職などの機会を提供する日中支援と障害を抱える方のためのグループホームの経営を行っています。


(スタッフの松浦さん)


私たちが伺ったとき施設の1階では6人くらいの障害者の方がお菓子作りをされていました。
 


2階にあるキッチンでは15人くらいの方が食品の選別、加工をされていました。セカンドハーベストが提供させて頂いている食材もこちらで加工され「くらし応援ネットワーク」が経営する13ヶ所のグループホームに送られ朝食、夕食に提供されるとのことです。
 


3階では7人くらいの方が刺繍、裁縫をされていました。刺繍を施したバックや牛乳パックを骨組みにした座椅子はバザーで販売されるとのことでした。


「くらし応援ネットワーク」はいろいろな障害を抱える方に安心して生活できる衣、食、住の機会を提供されていました。セカンドハーベストの食品が「くらし応援ネットワーク」の活動のお役に立てていることを大変うれしく思いました。

パートナー団体訪問記⑧

こんにちは、ボランティアの水野です。
今回は「ライフステーション・あいち」におじゃましました。
「ライフステーション・あいち」は名古屋市北区の“柳原商店街”の一角にあります。ここも他の多くの商店街と同じようにシャッター通り化しているため、現理事長の中川さんとその仲間が2006年にNPO法人を立ち上げ、空き店舗を活かして若者・障がい者・高齢者の就労支援、起業活動を行うことで地域の活性化を図っています。


(理事長の中川さん)



現在は、ラジオ体操に集まった人を対象に週4回早朝にコミュニティー・カフェと有機野菜やこだわりのコーヒー豆を使いランチ等を提供する喫茶店を開設したり、高齢者に弁当を配食して、そこを若者らの就労訓練・支援の場にされています。

(こだわりの喫茶店)
私たちがお訪ねした日はあいにくいずれの事業もお休みだったため、現場を拝見できなかったのが残念でしたが、地域活性化のモデル事業になるよう頑張っていただきたいと思いました。

2013年12月5日木曜日

パートナー団体訪問記⑦

こんにちは、ボランティアの水野です。
第4回の訪問を行いましたので報告します。
今回は一宮市にある「のわみ相談所」にうかがいました。
最近、NHKテレビに取り上げられましたし、これまでに新聞等でも何回も取り上げられているのでご存知の方も多いかと思います。

最初に「相談所」で三輪所長さんからお話をうかがいました。

(三輪所長さん)

現在、9か所の施設を運営して日本人・外国人の野宿者・失業者・生活困窮者、DV被害者、アルコール依存症者、精神・身体障がい者等、多岐にわたる対象への支援を展開してみえます。
お話をうかがった三輪所長さんが、9年前から一宮でこの活動を始められました。
「のわみ」という名称の由来は創始者の三輪さんとのがわさんの名前を組み合わせたのと、‟宿者がになってんな仲良く相談しよう”という意味もあるそうです。
お話を伺っている最中にも。玄関先に何も言わず大量の古着が置かれていましたが、多くの寄付・支援物資等が届くそうです。
当日、相談に訪れる人はみえませんでしたが、電話はひっきりなしに入り、対応に追われてみえました。

次に最近始められた“一宮福祉弁当”の現場にうかがいました。
12月から名鉄一宮駅構内での販売を始められました。昼・夜各30食を300円で販売しています。

(駅コンコースでの弁当販売)


次にその弁当を製造している所を訪ねました。
朝4時から150食を10人のスタッフが交代で作ってみえます。駅での販売の他は、高齢者世帯等へ配食されています。
スタッフは野宿等からのわみのシェルターにたどりついた人をハローワークを通じて採用しているそうです。開始1か月で随分手際よく動けるようになったと感心してみえました。


(弁当作りの様子)


シェルター利用者等には“カフェレスト・交流サロンのわミー”で別に昼食が提供されています。



(ビュッフェスタイルでした!)

2階は男性用シェルターになっています。

   (簡易シェルター)

(一般シェルター)

最後は、‟便利屋&リサイクルのわミー”です。生活困窮者の特技や能力を活かして自立支援が行われています。のわみ相談所が運営する施設作り・改修等もここが行っています。

(倉庫)


今回は全施設をお訪ねすることはできませんでしたが、三輪所長さんの熱い思いは伝わりました。
三輪所長さんの「野宿者は、地球に一番優しい生き方をしている人」「(衣食住の提供だけではなく)真の自立を引き出すにはどうすればといいのか、そのしくみをどう作ればいいのか?をいつも考えている」という言葉に、支援について改めて考えさせられた一日でした。



























2013年12月2日月曜日

パートナー団体訪問記⑥

こんにちは、ボランティアの水野です。

今回は「オレンジの会」にうかがいました。

以前は「名古屋オレンジの会」でしたが、
広く東海3県で活動したいということで、最近、名称変更したそうです。

現在、障害者総合支援法に基づく“地域活動支援センター”を
名古屋駅周辺で3か所運営しているそうです。

私たちが訪問したのはそのうちの一つ「交流広場ライフアート」でした。

名古屋駅近くのマンションの2室を改造して、
ひきこもり・ニートなどの16歳から60歳の人が日中参加して内職をして過ごす施設です。
他の2施設では喫茶やパン作りなどをしています。
 
私たちが訪ねた日は、10人ほどが集い、自動車の部品を検品する作業をしていました。
実績に応じて賃金が払われているそうです。
 
 (内職の部品)
 ちょうど昼食時になったので、一緒にいただきました。

今日のメニューはセカンドハーベストから配布したデミグラスソースを使ったハヤシライスで、
おいしくいただきました。
また、最近配布したクッキーは休憩やおしゃべり時にいただき、ホッとできると好評でした。 
(昼食) 

施設長が女性のせいか、女性の通所者とのおしゃべりに花が咲いていました。
こうした会話に慣れることも回復には大切なようです。

 (施設長さんとスタッフ)
  
ここに通所できるまでに手紙や訪問での関わりを持ったり、
就職への意欲の出た人には履歴書の書き方や面接の練習をしたりと、
多様な支援をしてみえるのが印象的でした。